特別区民税・都民税申告書が送られてきた場合

特別区民税・都民税申告書とは、簡単に言うと、東京都23区に住んでいる人が、前年の収入や控除を区役所に申告するための書類です。

「特別区民税」と「都民税」は、まとめて言うと住民税です。

名称意味
特別区民税住んでいる区に納める住民税
都民税東京都に納める住民税

何を申告する書類か

申告書には、主に次のような情報を書きます。

  • 前年1月〜12月の収入
  • 給与、年金、事業、不動産などの所得
  • 社会保険料控除
  • 生命保険料控除
  • 扶養控除
  • 医療費控除
  • 配偶者控除・配偶者特別控除
  • 寄附金控除 など

つまり、区役所が、

この人の住民税をいくらにするか
非課税かどうか
国民健康保険料などの算定に必要な所得はいくらか

を判断するための書類です。

確定申告との違い

『確定申告』と『特別区民税・都民税申告』の違いです。

書類提出先主な目的
確定申告書税務署所得税を計算する
特別区民税・都民税申告書区役所住民税を計算する

所得税の確定申告をすれば、その情報が区役所にも送られるため、通常は住民税申告書を別に出す必要はありません。

また、会社員や役員報酬を受けている人で、会社が給与支払報告書を区役所に出していれば、区は給与収入を把握できます。その場合も、給与所得だけなら通常は住民税申告書は不要です。

なぜ届くのか

申告書が届く理由は、だいたい次のどれかです。

  • 区が前年の収入情報を確認できていない
  • 前年に住民税申告をしていた
  • 給与支払報告書が未提出、または反映されていない
  • 所得が少ない人・扶養内の人の収入状況を確認したい
  • 国民健康保険料、保育料、各種証明書のために所得情報が必要
  • 自治体が対象者に機械的に送っている

なので、届いたからといって、必ず税金が発生するという意味ではありません。