【スタンフォードの自分を変える教室】潜在能力を引き出す3つの力【Part.1】

「潜在能力を引き出す3つの力・・・」とは?

宗教っぽいですが宗教ではないので安心してください。

 

 

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

「意志力を要すること」とは何?

意志力が試される典型的なケース

・暴飲暴食を止める

・タバコを止める

・お酒を控える

・無駄使いを止める

・パチンコを止める

・薬物を止める

 

 

いろいろありますが、共通していることは「誘惑」に打ち勝つことです。

「誘惑」に勝つこととは?

つまり「やらない力」です。

 

一方、逆の力もあります。

「やる力」、「やり切る力」、「継続力」です。

 

 

たとえば、

・毎日ジョギングする

・毎日仕事に行く

・毎日日記を書く

・毎日勉強をする

という、「やる力」、「やり切る力」です。

これも「意志力」があれば続けることができます。

 

本当、面倒くさい、寒い、布団から出たくない、もう10分寝たい。

この気持ちを振り切ってやる力です。

 

もう1つ大事な「力」、我々は常に忘れている「力」があった!

「やらない力」「やる力」を解説しました。

これで人生がうまく行くはずですが、もう1つ「一番大事な力」を忘れていました!

 

「やる力」と 「やらない力」 は、自己コントロールのふたつの側面を表していますが、意志力はそのふたつだけでは成り立ちません。

 

「もう1つの力」とは、ノーと言うべきときにノーと言い、イェスと言うべきときにイエスと言うための「力」、すなわち「自分がほんとうに望んでいることを思い出す力」が必要なのです。

 

たとえば「スリムになってカッコよくなって彼女を作りたい」という目的でジョギングを始めたとします。

しかし、毎日ジョギングをすることは本当に大変だし苦しいです。

だから止めたい。家でのんびりとインターネットをしていたい。

いろんな誘惑があります。

しかし「ジョギングを毎日続ける」ことを目標としていたなら、あっという間に諦めてジョギングを止めるはずです。

人間はそんなに意志力が強くないです。

 

だから、そんな時に思い起こさなければいけないのは、そもそもの「目標」です。

そもそもの目標が「彼女が欲しい」なら、その目標を常に思い出さなければいけません。

 

目標をすぐに忘れるようでは、いざ誘惑を目の前にしたとき、すぐに諦めてしまいます。

 

やる力、やらない力、このような自制心を発揮する場合に、自分にとって大事なモチベーションを思い出す必要があります。

これが 「望む力」 です。

 

意志カとはつまり、この「やる力」「やらない力」「望む力」という3つの力を駆使して目標を達成する力のことなのです。

 

「望む力」というのは想像つきませんでした。

確かに「やる力」「やらない力」までは想像がつきました。

「この2つの力だけではすぐに諦めてしまう」というは、すごく納得がいきます。

私もそう思います。

 

この後、「スタンフォードの自分を変える教室」を勉強していきます。

 

人間は、というか人類は、というか、霊長類ヒト科は幸運にもこの能力を備えた脳を持っています。

 

この3つの力 「やる力」「やらない力」「望む力」が、人間とは何かを定義するものとさえ言えるかもしれません。

 

 

 

なぜ人間はこの3つの力を使いこなせないのか?

たまには使うこともあります。

たとえば「ゲーム」とか。

しかし本当に重要なこと(仕事とか人間関係とか)には、この3つの力を使いこなせていない気がします。

 

本能に流されずに生き抜けるのか?

時代をさかのぼること10万年前、我々はホモサピエンスでした。

 

ホモサピエンスには能力があります。

・5本の指でものを持てる

・背骨がまっすぐである

・舌(音を出せる、サインが出せる)

・火を使う能力

・石器で牛の肉を切り分ける能力

 

生きるために必要な能力

①食べ物を見つける

②繁殖する

③人食いワニとかライオンなど危険を予知して避ける

 

今、我々はホモサピエンスの部族のなかで暮らしているとします。

生き残るために、仲間のホモサピエンスの力を借りる必要があります。

 

そのために必要な能力

・他人(他のホモサピエンス)を激怒させないようにする能力

・奪わない能力

・盗まない能力

・殺さない能力

・独り占めしない能力

 

このルールを破ると、

・集団から追い出される

・殺される

・病気になっても誰も助けない

・盗まれても返してもらえない

という結果が待っています。

 

石器時代であっても、友情を得て、配偶者を得て、周囲とコミュニケーションを取り、適度に周囲へ影響力を及ぼす必要があるのです。

 

つまり、「ホモサピエンスのルール」と「現代のルール」はほぼ一緒なのです。

 

たとえば、以前「東芝」が倒産しそうになったことがあります。

今では「神戸製鋼」でしょうか。

仮に東芝の社長たちがホモサピエンスの集団で暮らしていたら、あっという間に集団から追放されていたか殺されていたかもしれません。

しかし現在は複雑なルールも加わって、権力のあるもの、お金のあるもの、力のあるものは「ルールから逃れることができる」ようになってしまいました。

これは「余談」です。

 

人を助けると、自分も助けてもらえます。

余計なことは言わない、しないようにする。

 

ホモサピエンスの部族が過酷な環境で生き残れるかどうかは、1人1人のホモサピエンスの行動次第です。

 

ハメを外すと、一瞬で「自分」も「家族」も「部族」も滅んでしまいます。

現代の人間もまさにそうです。

 

そこでホモサピエンスは「意志力」が必要になりました。

現代人も「意志力」が必要です。

 

この「意志力」が、自制心を発揮し長期的に生き延びれるようになるための「秘訣」です。

そのため、ホモサピエンスたちは脳みそを必死になって使い、自己をコントロールし続け、進化をとげました。

 

 

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

 

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