現在嫁は妊娠14週ですが、数日前から「頭痛」を訴えるようになりました。
ちなみに「つわり」はまだまだ続いています。
ホルモンのバランスが変化して頭痛がするようになる?
インターネットではそのような意見があります。
- 妊娠をしてホルモンバランスが崩れる
↓
- 血管が収縮する
↓
- 血の巡りが悪くなり頭痛がする
ちなみに妊娠前は「頭痛」というキーワードを全く聞いたこともないので、妊娠してからの症状だと思います。
妊娠14週~15週の体の変化
妊娠14週~15週になると以下のような体の変化が生じます。
- 胎盤が完成する
- 羊水の量が増える
- 血液が増える
- へその緒で胎児とつながる
- 体温が下がってくる
妊娠中に「頭痛」がすることはよくあること
嫁が’「頭痛がする」と言った時は何か異変が生じたのか?もしくは何かのサインだろうか?と非常に心配しましたが、結構な割合で妊娠中に「頭痛」を感じる妊婦がいるようです。
いずれも妊娠20週を超えたあたりから落ち着いてきたと言っています。
妊娠高血圧症候群(にんしんこうけつあつしょうこうぐん)
妊娠高血圧症候群(以前は妊娠中毒と呼ばれていました)とは、妊娠20週~出産後12週までに起こる妊産婦特有の病気です。
条件としては妊娠20週から出産後12週の間に
- 最高血圧 140mmHg 以上
- 最低血圧 90mmhG 以上
の症状がみられます。
または、高血圧に「たんぱく尿」を伴い、且つ他の合併症(腎臓機能の低下や妊娠糖尿病)ではない場合のことを言います。
妊娠高血圧症候群になると以下のリスクが発生します。
- 低出生体重児
- 常位胎盤早期剥離からの早産や胎児死亡(悪化した場合)
- 新生児仮死
- 死産
- 母体の子癇(けいれん)
- 高血圧脳症
など「胎児」や「母体」の生命を脅かす危険性があります。
症状的には
- 強い頭痛が続く
- 目がちかちかする
などが高血圧のサインとして見られます。
妊娠高血圧症候群の原因は?
妊娠高血圧症候群の原因はハッキリと分かっているわけではないようです。
ただし、
- 妊産婦特有の病気
- 出産後はほとんどの症状が軽くなる
などから、妊娠の経過や胎児の成長に、母体が変化に適応できずに発症するのではと言われています。
妊娠高血圧症候群の予防方法
妊娠高血圧症候群を予防するためには以下のことを気を付けます。
- 妊娠初期から睡眠・休息を十分に取る
- 過労を避ける
- バランスのよい食事を心掛ける
- 適切な体重をキープする
- 塩分は1日 7.0g 未満を守る
※ただし1日の塩分を7.0g以下に抑えるのはかなり大変だと思います。ほとんど味が付いてない料理を食べることになるのではないでしょうか。(レシピ次第ですが・・・)
頭痛が治らないなら早めに病院に行く
早めに掛かりつけの病院に行って産婦人科の先生に相談することが一番いいです。
妊娠14週~15週の場合、頭痛にカロナールを勧められることもある
医師に相談すると「カロナール(アセトアミノフェン)」を勧められることもあります。
妊娠14週~15週の場合は、「カロナール」を服用しても特に問題ないようです。
あとは「漢方薬」を勧められることもあります。
漢方薬なら安心感もあります。
他には「SG顆粒」を勧められることがあります。
ただし「SG顆粒」は「アセトアミノフェン」と他にも数種類の薬剤が配合されているので「カロナール」よりも強いです。
そのため、「SG顆粒」よりも「カロナール」を勧められることがあります。
他にも「タイレノールA」も勧められることがあります。
タイレノールAにも「アセトアミノフェン」が配合されていますが、ほとんどの医師は「カロナール」を勧めますね。
市販の鎮痛剤には「カフェイン」が含まれているものがありますが、妊娠中はあまり「カフェイン」を摂取しないようにします。
「イブプロフェン」 ← 妊娠末期には服用しない
一番いいのは薬を服用することではなく「セルフケア」すること
出来ることならば薬に頼りたくありません。
我慢できるなら薬を服用せず、頭痛を予防するような生活をして欲しいと思います。