知る人ぞ知る、東京共同電子申請・届出サービスというものがあります。
最近、これが意外といろんな電子申請や届出のサービスができることを発見しました!(遅すぎるというのもありますが)
それで東京共同電子申請・届出サービスで何ができるのか調べてみました。
東京共同電子申請・届出サービスとは
東京共同電子申請・届出サービス
https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/navi/index.html
一言でまとめると以下になります。
- 自宅や職場などからインターネットを通じて行政手続ができるサービス
- 受付時間を気にせずいつでも手続きができるサービス
事前準備
事前準備をしっかりとしないと当然使えないですがこれがなかなかクセモノで分かりづらいです(笑)
しかしパソコンがあれば申請や届出ができます!
よく各区役所のHPで電子申請ができますよと記載があるのに、よくよく内容を確認するとNFC対応スマホでしか手続きができなかったりとか…
みんなNFC対応スマホを持ってないですからね。
私みたいに安かろう悪かろうのスマホでいいという人は特に。
しかし、この東京共同電子申請・届出サービスはパソコンがあれば(もちろんICカードリーダーとかも必要ですが)
param.s1vj という意味不明なファイルは何?
申請した際に「param.s1vj」というファイルがダウンロードされます。
(そもそこのおかしな仕様は一体何なのと思いますが・・・)
ほとんどの人は「?」と思い、何となく「param.s1vj」ファイルをダブルクリックしてみると思います。(これもおかしな仕様です)
環境が整っていれば何となく「param.s1vj」ファイルダブルクリックしてもマイナンバーカードのパスワード入力画面が表示されて「あ、これにパスワードを入力すればいいのでは!?」と思って入力すると思います。(これもおかしな仕様です。もしフィッシングサイトやツールだったらパスワードを盗まれています)
しかし環境が整っていないと「param.s1vj」ファイルをダブルクリックしても何も起きません。
おそらく100%の人が「?」の状態になると思います。
この原因は環境が整っていないから起こります。
こちらのページを確認してチェックをしてみましょう。
東京共同電子申請・届出サービスを利用する場合に必要な動作環境
https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/www/guide/environment.html
できること
自治体により異なりますが以下のことができます。
- 特別区民税・都民税 課税証明書交付申請
- 特別区民税・都民税 納税証明書交付申請
- 特別区民税・都民税 非課税証明書交付申請
- 住民票記載事項証明書交付申請
- 住民票の写し交付申請
自治体により異なりますが、例えばマイナンバーカードがあればコンビニで住民票とか取得できていました。
しかし他の区では課税証明書はコンビニでは取得できずに直接区役所に行って申請をしなければいけない所もあります。
住民票は大体の区が対応しているとして、印鑑証明書や課税証明書などは対応していないということがあります。(まあ、そうそう印鑑証明書や課税証明書が必要なケースはないですが)
このように区で対応しきれていないところを東京共同電子申請・届出サービスがサポートしている、拾っているのかなと思いました。
なので、区で対応しているものは区のサービスを利用して、区で対応していないものはこの東京共同電子申請・届出サービスを利用するという形になるのかと思います。