中小企業の融資のチャレンジをしてみます。結論から言えばまだチャレンジ中ですが、その具体的な手順と手続きを進める中で判明した気付きを備忘録的に記載します。
貯金はあっても融資は受けるべき
普通に考えると、融資と言ってもただの借金です。実際に貯金があり貯金でビジネスを賄えるなら融資は必要ないと考えるのが普通だと思います。私もそう思っていました。しかし手元に資金が豊富にあることでビジネスチャンスをとらえる可能性が高まります。たとえそのビジネスが転売のようなスモールビジネスであっても仕入のコストを削減できるなどよりチャンスを生み出すことが可能になるかもしれません。
事業計画書が必要
融資を受けるためには事業計画書が必要です。しかもより具体的な内容を求められます。
「まだ何も始めていないから何も書けないよ!」私もそう思っていました。しかしそんな起業家にお金を貸してくれる金融機関はないので必死になって考えて作らないといけません。私も最初は何となく簡単に借りられるものと思っていましたが認識を改めました。
商工会議所に連絡をして相談する
最初に何をすればいいのか?全く分かりません。それは当たり前です。人生で初めての経験なので分からないのは当然です。
そこで、まずは商工会議所に連絡をして相談をしてみることです。私の場合は東京商工会議所の会員です。(会員でなかったらまずは商工会議所の会員になることです)
東京商工会議所
https://www.tokyo-cci.or.jp
ちなみに直接電話で相談をするなら東京商工会議所というよりも”支部”の方に連絡をすると良いです。
東京商工会議所 荒川支部
電話番号:03-3803-0538
MAIL:arakawa@tokyo-cci.or.jp
HP:http://www.tokyo-cci.or.jp/arakawa/
日本政策金融公庫(事業承継・集約・活性化支援資金)
事業承継・集約・活性化支援資金
参考サイト
日本政策金融公庫の融資は事業者の味方!実際に借りてわかった融資の流れを解説
創業支援融資のあっせんについて
最初に区役所の電話連絡をして以下の創業支援融資のあっせんについて問い合わせてみました。
備忘録的に詳しく記載します。
特別融資 創業支援融資
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a021/jigyousha/jigyouunei/sogyoshien.html
創業支援融資のご案内
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/documents/4008/h31sougyou_1.pdf
案内書を確認すると事業計画書を作成してお金が振り込まれるまで約2か月くらいかかるようです。
開業計画書(創業支援融資関連書式)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/documents/4008/23_1.pdf
しかし区役所の担当者に確認したところ、私は創業支援融資は受けられないことが判明しました。
理由としては、すでに個人事業主として1年以上やっていて、今回法人を設立したからとなります。
法人設立は法人成りではなく個人事業主とは別の業態ですが、担当者が言うには個人事業主と法人が全く別の事業を行うとしても独立してから1年以上経っているので創業支援融資は受けられないということでした。
本当なのか分かりませんが、担当者がそう言っていたので本当なのでしょう。
しかし個人事業主と法人は分けてほしいです。
令和5年度荒川区中小企業融資制度メニュー一覧
わざわざ令和5年度と付けているくらいなので毎年制度が変わるのでしょうか。
令和5年度荒川区中小企業融資制度メニュー一覧
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/jigyousha/jigyouunei/chushokigyoyushi/index.html
■メニュー一覧
- 普通融資 運転資金融資
- 普通融資 設備資金融資
- 普通融資 小規模企業資金融資(全国統一保証制度の小口零細企業保証制度に沿った融資)
- 特別融資 環境推進対策融資
- 特別融資 設備改善融資
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- 特別融資 経営改善借換融資
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