嫁が18歳の時ですが卵巣嚢腫(のうしゅ)手術を受けて卵巣の一部を摘出しています。
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)とは?
女性には子宮の両側に直径 2~3cm 程度の卵巣(らんそう)があります。
その卵巣の一部に腫瘍が出来て液体が溜まる現象です。
嫁の場合は卵巣嚢腫が 5~6cm くらいまで大きくなり手術することになりましたが、手術前、手術後ともに「透明な液体」だったのか「血」だったのか(つまり卵巣腫瘍の種類)は記憶にないようです。
英語で言うと
卵巣嚢腫手術 ← ovarian cysts surgery
卵巣嚢腫 ← ovarian cysts
ovarian ← 卵巣
cyst ← 嚢腫(のうしゅ)、嚢胞(のうほう)読み方は「シスト」(サイストではない)
卵巣嚢腫の種類
卵巣嚢腫と言っても様々な種類があります。
- 漿液性嚢胞(しょうえきせいのうほう) ← さらさらとした水のような液体が溜まる。自然に消えることもある。
- 粘液性嚢胞/偽ムチン嚢胞 ← 粘り気のある液体が溜まる。自然に消えることはない。
- 皮様囊腫(ひようのうしゅ)/成熟嚢胞性奇形腫 ← 脂肪分とともに髪の毛や歯や軟骨などが溜まる。自然に消えることはない。
- チョコレート嚢胞(のうほう) ← 血液が溜まる。子宮内膜症が原因となる。
英語で言うと
- 漿液性嚢胞 ← Serous cyst
- Serous ← 漿液(しようえき)(性)の、水のような
- 粘液性嚢胞 ← Mucous cyst
- Mucous ← 粘液を分泌する
- 偽ムチン嚢胞 ← Pseudo-mucinous cyst
- Pseudo ← 偽りの、にせの(読み方:スードゥー)
- mucinous ← 粘液性の、粘液状の
- 成熟嚢胞性奇形腫 ← Mature cystic teratoma
- Mature ← 熟す、熟れる
- teratoma ← 奇形種、テラトーマ
- 皮様囊腫 ← Cutaneous appendicitis
- Cutaneous ← 皮膚の
- appendicitis ← 虫垂炎(ちゅうすいえん)
- チョコレート嚢胞 ← Chocolate cyst
卵巣腫瘍には3種類ある
- 良性腫瘍
- 境界性腫瘍
- 悪性腫瘍
良性腫瘍の場合は妊娠には影響がありません。
ただし腫瘍が大きくなると、他の臓器を圧迫することになるため痛みを感じます。
英語で言うと
- 良性腫瘍 ← Benign tumor
- Benign ← 柔らかい、良性の(読み方:ビーニン)
- tumor ← 腫瘍
- 境界性腫瘍 ← Borderline tumor
- Borderline ← 境界、ボーダーライン
- 悪性腫瘍 ← Malignant tumor
- Malignant ← 悪性の(読み方:マリグネント)
卵巣嚢腫(のうしゅ)手術を受けても妊娠は可能
今回は体外受精でしたが、人工授精でも自然でも妊娠は可能です。
ただし「卵巣嚢腫(のうしゅ)手術」の度合いによっては早めに不妊治療を実施した方がいいと思います。