住宅ローンで気を付ける点をまとめました。
私自身の経験からのメモ書きとなります。
ネット銀行(ネットバンク)は審査が厳しい
金利が低いネット銀行(ジャパンネット銀行等)は審査が厳しいです。
理由としては、以下の点が挙げられます。
- リスクを取れない(リスクを下げる)ため
- コスト削減のため杓子定規的にふるい落としているため
余裕のある都市銀行に比べるとネット銀行は体力がないためシビアにならざるを得ません。
信用情報は簡単に確認できる
クレジットカードの使用状況(クレジットヒストリー)等の信用情報はWebサイトより簡単に確認できます。
CIC(CREDIT INFORMATION CENTER、割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)は、Webサイトですぐに申し込めてすぐに結果をダウンロードできます。
閲覧は1回1,000円でクレジットカード決済になります。
情報開示をしてみよう(CICサイト)
https://www.cic.co.jp/confidence/intro/mydata.html
ちなみに、以下の3つの方法による開示が可能です。
- インターネット開示
- 郵送での開示
- 窓口での開示
信用情報開示報告書
以下、私が取得した信用情報開示報告書です。
ちなみに過去にさかのぼってすべての私の信用情報を確認したかったので、電話番号は4つ登録しました。
以下がクレジット情報です。
氏名・生年月日・勤務先・運転免許証の番号を入れて調べることもできます。
一番下の入金情報が一番重要です。
以下は、クレジットカードを全く使用していない場合です。
「$」の文字はなく、空欄もしくはハイフン「-」しかありません。
必要な書類
■本人確認書類
- 住民票の写し(マイナンバー及び本籍の記載がないもの)
- 健康保険証
- 運転免許証
■収入確認書類
- 源泉徴収票(直近1年分)
- 住民税決定通知または住民税課税証明書(どちらか1点)
- 給与明細(1か月分)
■物件関係書類
- 売買契約書
- 重要事項説明書
- 登記事項証明書
- 物件広告(チラシ)
- 検査済証 ← 中古一戸建ての場合は、検査済証がないことが多々あり、住宅ローンが通りにくくなるので注意です。
■その他
- 職務経歴書
検査済証(けんさずみしょう)
住宅ローンの審査で検査済証が必要になる場合があります。
- 3階建以上、且つ、検査済証がない場合 ← イオン銀行の場合は審査ができません。(住宅ローンが否決されます)
- りそな銀行の場合 ← 新築物件には検査済証が必要であるが、中古物件に対しては必要書類として入っていません。その代わり建物図面や
■検査済証とは?
通常住宅を建築すると(新築した場合)完了検査を受け「検査済証」の交付を受ける必要があります。
検査済証があることで、この建築物は違法ではなく「合法(建築基準法など)」であることが証明されます。
しかし、昔建築された住宅は検査済証がないことが多いので、銀行によっては検査済証がなければ住宅ローンが否決されたり、住宅ローンに通りにくくなることがあります。
■検査済証の代わりとして
検査済証がない場合は「建築計画概要書」や「建築確認台帳記載事項証明書」で代用ができる場合があります。
各社の対応
ジャパンネット銀行は金利が安い分厳しめに審査をする
ジャパンネット銀行はインターネットバンクでコストを削減しつつ利益をカスタマーに還元しようとしているためか、リスクに関してもシビアで審査が厳しめになると思います。
イオン銀行はネットで住宅ローンを申し込んでも一人一人に担当者が付く
イオン銀行はネットで住宅ローンを申し込んでも一人一人に担当者が付くので手続きがスムースに進みます。