東京都内で中古の一戸建てを購入する際の注意点をまとめました。
確認事項まとめ
- 前の住人はなぜ売りに出すことになったのか?
- 住宅ローンが組めるか?(建ぺい率オーバー、容積率オーバー、再建築不可)
- 住宅ローン減税が受けられるかどうか?
- すまい給付金を受けられるかどうか?
- 新耐震基準を満たしているか?
- 保険はあるか?
- 何年住めそうか?
- 家の傾きをチェックする。(スマホのアプリで簡単にチェックできる)
- ごみはどこに出すのか?
- リフォームが必要な個所はどこか?
- 電気・水道・ガスは利用できる状態か?
注意点まとめ
- 戸建て住宅は築20年を超えると建物の価値がゼロとみなされる。
- 住宅ローン審査をしておく。
- ホームインスペクションを実施して問題なく戸建てに住めることを確認する。
仲介手数料
売買価格の3%+6万円+消費税
【例】3,000万円の場合
3,000万円×0.03 + 6万円 + 消費税=90万円+6万円+9.6万円=105.6万円
鉄骨造戸建てのメリット・デメリット
軽量鉄骨造、重量鉄骨造
■メリット
- 頑丈・耐火性・防サビ性が高い。
- 柱や足回りが腐らない。
- シロアリなどの害虫の被害が少ない。
- 木造に比べ火災保険料が安くなる。
- 解体時に鉄をお金にできる。
■デメリット
- 夏は暑く、冬が寒くなりやすい。(断熱材が必要)
- 固定資産税が上がる。
流動性が大切
何千万円もかけて一戸建てを購入することはリスクがあります。
実際に住んでみて気に入らない場合は、隣人のおかしいなど、どうしてもそこに住むことができなくなった場合、「売却する」か「賃貸で貸し出す」くらいしか方法がありません。
ただ、だれも住みたくない場所であったり、経年劣化して汚かったり、駅から遠かったりすると次の人が見つかりません。
再建築不可に要注意
再建築不可の物件は安いですが、住宅ローンが受けれません。
その結果、最終的な購入価格は非常に高くつくことになることがあります。
一括支払いの場合なら安く購入できますが、それ以外ではメリットはなさそうです。
80歳までローンが組める
80歳までローンが組めます。
20代なら余裕ですが、逆算すると50歳くらいまでは30年ローンが組めて余裕を持った返済ができます。
そのため、年齢が高いからと言って悲観的になる必要もありません。
これだけは嫌だというものを挙げる
私の場合は 1点だけで「隣人の騒音」だけです。
これが一番ストレスが溜まります。
これさえなければ、狭かろうが、駅から遠かろうが、ストレスは全くありません。
中古一戸建て購入手続き
- 物件を決める。
- 売主へ購入申し込みをする。(価格、条件の交渉)
→・顔写真つき本人確認(運転免許証など)
→・健康保険証
→・過去2年分の源泉徴収票
- 住宅ローンの事前審査をする。
- 重要事項説明を受ける。
- 売買契約をする。(頭金と手付金を払う)
- 住宅ローンの本申請をする。
その他
- リフォームをすると高く売れる物件がある。リフォームしないと汚く見えるが、リフォームすると問題ない。